骨董・古美術
Antiques

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倣 月岡雪鼎 肉筆浮世絵【地獄太夫】絹本掛軸双福 Z202
商品番号:018393
価格 (税込) お問い合わせください
年代 江戸中期~幕末
材質 絹本彩色 軸先:骨
サイズ 画寸:265(W)× 790(H) [mm] 軸装:380(W)× 1620(H) [mm]
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送料ランク D  こちらをご覧ください>

顔から手の先まで華麗に描かれた美人画
顔料の発色も良いです

画題がまた面白い浮世絵
達磨大師が壁に向かって九年間座禅をした(面壁九年)という逸話があります
達磨と遊女との組み合わせについては英一蝶が始めたとされる
一蝶のアイデアは遊女が達磨の僧衣を着ているといったもので 他の絵師も似た構成の画を描いています
遊女は十年間の奉公明けまで客相手をして耐えている(苦界十年)ので面壁九年の達磨と同じようなものだと例えているのです
「あんたなんか九年じゃないの 私らは十年なんだから」と遊女の声が聞こえてきそうだ

参考書籍:「上方風俗画の研究」など 落款を合わせましたが不一致
「倣う」作品としてお楽しみください 箱付き
「信天翁」 「昌信」印章 安永時期の印章と類似しております

◆月岡雪鼎
初め同郷の高田敬甫に狩野派の画技を学ぶ
浮世絵に進み 上方(大阪)で祐信と双璧をなす浮世絵師となり
1765年(明和2)に法橋 1772年(安永元)には法眼に叙任
主に風俗画 美人画を得意とし一派をなす

〔印 名〕
「信天翁」 「月岡太秦」 「月岡之印」 「昌信之印」 「昌信」 「法橋雪鼎」 など

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